The Designs

The Atmosphere Design

ロウリーズの世界観を作り出すデザイン

ロウリーズのインテリアデザインは、インテリア、ライティング、プランツデコレーションの3つで構成される内装と料理、お客様、スタッフが揃って初めて完成するようにデザインされています。

The Fascinating Interior Design

インテリアデザイン

シンプルなインテリアに、ライティングやアートワーク、植栽によるアクセント、それらの要素が組み合わさり、更にスタッフとお客様が入ることによって、初めてロウリーズのデザインが完成されます。赤坂店はシンプルでスタイリッシュなインテリアデザイン、恵比寿ガーデンプレイス店は個人の邸宅をイメージしたデザインに仕上げています。

Junpei Yamagiwa

Junpei Yamagiwa

1965年生まれ。新潟県出身。東京デザイナー学院でインテリアデザインを学ぶ。1997年、 ミュープランニング&オペレーターズに入社、国内外の様々な飲食店のデザインを手掛ける。2006年、デザインポストを設立。現在では、飲食店のみならずホテルやレジデンスなどのデザインも手掛ける。時代のトレンドとクライアントの要望をかけあわせたフレキシブルでバランスの取れたデザインを目指し、和の要素を取り入れた独自性をもつ普遍的なデザインを追及している。

The Light

照明デザイン

ライティングの優しい光と陰影が温かみと艶っぽさを演出するようにデザインしています。赤坂店は天井が高いので、ペンダントタイプのライティングを配することで、空間にアクセントと立体感を持たせ奥行き感を演出しています。居心地のよさを計算した照度調整で落ち着いた空間を創りだしています。

David Singer

David Singer Arc Light Design CEO

1992年、ニューヨークにArc Light Designを設立。インテリアデザイナーのTony Chiとコラボレーションを組み、現在までに世界6大陸、40都市に500件以上のプロジェクトを手掛ける。国際照明デザイナー協会賞、北米照明学会照明デザイン大賞など受賞歴の他、ニューヨークのデザインスクール「パーソンズ」で照明デザインの教鞭をとったこともある。現在tonychiスタジオの照明デザイン部代表を務めるかたわら、国内外の著名建築家やインテリアデザイナーとのプロジェクトを手掛け、建築照明だけでなく、装飾照明器具のデザインにも力を注ぎ、その作品の数は3000点以上に上る。

The Flower

プランツデコレーション

ナチュラルな雰囲気のプランツデコレーションで、自宅で寛いでいるような居心地のよさを演出しています。色彩や季節感も空間にアクセントを加えています。

The Art

アート作品

4人の若手アーティストが、ロウリーズの空間から得たインスピレーションをダイナミックな色彩で描いた作品が赤坂店の随所に飾られています。

  • 「遥かにみる/ Boundless Prospect #2 」 oil on canvas 1500×1000mm (4枚組)

    流 麻二果
    Manika Nagare

    ふと、窓の外を見るように、絵画を通して視線を遥か向こうにやる。そこに観え隠れするのはロウリーズ発祥の地、ロサンゼルス、ここ赤坂、そこに存在する稜線、自然界の形。 日本の空間に存在する「間」を、この絵画を通してロウリーズ赤坂店の空間にもたらし、訪れる方々の濃密な時間が、更に豊かになるようにと描きました。 自然界の色に加え、ロウリーズのテーマカラー、プライムリブのスパイスであるターメリックやパプリカの色、それらを薄く幾重にも重ねて、色彩を表情豊かにしています。 訪れるたびに、少し違った景色が見えますように。

  • "Cattle" Enamel, acrylic & Indian ink on canvas 1167×910

    今井 龍満
    Ryuma Imai

    私はエナメル(ペンキ)を床に置いたキャンバスの上に垂らし、それによってできるコントロールしきれない偶然性を帯びた線を生かしながら生き物を描いています。私は制作するにあたって、幾つかのポイントを意識しますが、作品を見る方に与える強さを重要視しています。この度のモチーフは直球でやはり牛、そして肉食動物と全て強さを感じさせる動物にし、偶然性を帯びた線によって勝手に作られる奇妙で面白い強さを意識してモノクローム主体で制作しました。そこに本当の動物がいるわけではないけれど、ある種の生命感、存在感を伝えられたら幸いです。

  • 「garden(afternoon)」 oil on canvas 2100×1500

    新井 碧
    Midori Arai

    木漏れ日、鳥のさえずり、または窓を叩く雨、夜には月明かり、ぼんやり浮かぶ花の色、湿った湿度、窓から覗く庭は無形の物質と現象に満ちています。 流動的であり、刹那的なそれらは確かに存在しており、印象として記憶に残っていきます。ひとつの形、色、言葉から個人が想像する図像に同一のものはありません。モチーフの持つ印象を絵具に置き換え、抽象的、直情的な形と色で簡略、単純化することにより鑑賞する方の記憶、感情、思いといったより本質的な部分に触れることを狙いとしています。

  • 「時 time」 coffee paint on canvas 1620×1620

    Minor-i

    スタイルのある内装に合わせて、肖像画の新しい解釈というテーマで制作をはじめました。今回はカフェで提供されるものと同じUCCコーヒーを800杯用い、制作しています。 また、作業を進めるうちに「時計」というもう1つのテーマが浮かび上がってきました。ふわふわと雲のように、本来ならつかみどころのない時の流れのなかにロウリーズの歴史がしっかりと刻まれている様を描いています。その流れは創始者であるLawrence L. Frank氏から時計回りに2代目のRichard N. Frank氏へと続いて行き、3代目になるRichard R. Frank氏が空白の右上部分を見ている目線に、これから来る未来という意味合いも込めました。 この絵を見ていただいている、まさに今これからの未来を作っている方達にもエールを送れたらと思って描いています。